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強硬姿勢を国際社会非難 ミャンマー国軍、孤立深める - 時事通信ニュース

2021年02月21日17時44分

20日、ミャンマー最大都市ヤンゴンの米国大使館前で、ろうそくをともし、治安部隊の銃撃を受け死亡したミャ・トゥエ・トゥエ・カインさんを追悼するデモ隊(EPA時事)

20日、ミャンマー最大都市ヤンゴンの米国大使館前で、ろうそくをともし、治安部隊の銃撃を受け死亡したミャ・トゥエ・トゥエ・カインさんを追悼するデモ隊(EPA時事)

  • 【図解】ミャンマー

 【バンコク時事】ミャンマー第2の都市マンダレーで20日、クーデターを起こした国軍に抗議するデモ隊に治安部隊が発砲し、2人が死亡、多数の負傷者が出たことについて、国際社会から相次いで非難の声が上がった。国軍は「規則に従った対応」と釈明するが、追加制裁の可能性も浮上し、孤立を深めている。

ミャンマーのデモ隊への発砲「深く憂慮」 米

 国営メディアは「不心得者がこん棒やナイフ、石で治安部隊を攻撃してきた」と主張。「兵士3人と警官8人が負傷し、車両5台が破壊された」と強調した。デモ隊側の被害については「法律に従った治安部隊の対応で、攻撃的なデモ隊の一部が負傷した」という表現を用いた。
 国連のグテレス事務総長はツイッターで「殺傷力の高い武器の使用や威嚇は受け入れられない」と非難し、民政復帰を訴えた。欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は「治安当局に暴力の即時停止を求める」と促した。EUは22日の外相理事会でミャンマー情勢を協議する。

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