2021年02月02日17時36分
【バンコク時事】ミャンマーでクーデターを実行した国軍は1日夜、閣僚11人を任命したと発表した。国軍系政党の連邦団結発展党(USDP)が主導したテイン・セイン政権時代の閣僚経験者や国軍出身者が目立ち、権力基盤を固める狙いが透けて見える人事となった。一方、拘束されたアウン・サン・スー・チー国家顧問が率いる国民民主連盟(NLD)は2日、スー・チー氏やウィン・ミン大統領を解放するよう求める声明を出した。
国軍はスー・チー氏が兼任していた外相にワナ・マウン・ルウィン元外相、計画・財務・工業相にウィン・シェイン元財務・歳入相を充てた。2人はテイン・セイン政権で閣僚を務めていた。
軍事政権下で制定された憲法の規定で、国軍のミン・アウン・フライン総司令官が指名する国防相、内相、国境相はいずれも国軍出身者。このうち内相は留任した。
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