【ワシントン=海谷道隆】米大統領選での敗北を認めていない共和党のトランプ大統領が、2024年大統領選への出馬を模索しているとの見方が広がっている。選挙結果を巡る法廷闘争の情勢が厳しさを増す中、4年後の再挑戦を打ち出し、共和党内での求心力を維持する思惑があるとみられる。
大統領選では、勝利を確実にした民主党のジョー・バイデン前副大統領がジョージア州を制して獲得選挙人を306人まで積み上げた。ノースカロライナ州を取ったトランプ氏は13日の記者発表で「どちらの政権になるのか、時間がたてばわかるだろう」と述べるにとどめ、表向き徹底抗戦の構えを崩していない。ただ、ペンシルベニア州での訴訟を担う弁護団が「裁判から手を引く」と表明するなど展望は開けていない。周辺でも時機をみて敗北を認めるべきだとの意見が出始めているという。
こうした中、ウォール・ストリート・ジャーナル紙が13日、トランプ氏が4年後の出馬に関心を示していると報じるなど、関連報道が相次いでいる。ニューヨーク・タイムズ紙によると、トランプ氏は今後の対応を側近らと協議するなかで、次の大統領選への出馬計画を発表する可能性について言及したという。
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