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イバンカ・トランプ、3カ月間の「沈黙」を破るツイートに保守派が怒った訳 - Newsweekjapan

<バイデン政権が発足したときから更新が止まっていた彼女のツイッターアカウントだが、久々の投稿は共和党員の心をかき乱すものだった>

ドナルド・トランプ前米大統領の長女イバンカが4月14日、久々のツイッター投稿を行った。投稿はトランプを破ったバイデンが大統領に就任した1月末から、更新がストップしていた。

約3カ月ぶりとなる投稿で彼女が伝えたのは、新型コロナウイルスのワクチンを接種した様子。自らの腕に注射されている写真をアップし、国民に自分と同じように接種を受けるよう促すメッセージを記した。

「今日、接種を受けた!!! 皆さんも同じことをしてくれるよう願う! トーレス看護師、ありがとう!!!」

トランプの近親者のなかで、新型コロナのワクチン接種を公表したのはイバンカが初めてだ。ドナルドとメラニアの夫妻は接種を受けたことを公表していないが、米ニューヨークタイムズ紙は3月上旬、2人は1月にすでに接種していたと報じている。

ニューヨークタイムズ紙のマギー・ハバーマン記者によれば、トランプは3月になって初めて「私が大統領だったときに開発されたワクチンを『みんなが』受けるべきだと言い出した」という。

ただ現在も、共和党支持者やトランプ信奉者の多くがワクチン接種への懸念や反発を持っているようだ。米マンモス大学の調査によれば、共和党員の5分の2以上がワクチンを接種しないつもりだと答えたという。バイデンはワクチンが政治的な争点にならないよう心掛けているが、その試みはうまくいっていない。

「多くのアメリカ人がワクチン接種の列に並び、ワクチンに懐疑的な人は減りつつある。だが、強硬に接種を拒む人たちの意見は変わっていない」と、マンモス大学で調査を担当したパトリック・マレーは言う。なお民主党支持者の3分の2は、すでに少なくとも1回はワクチン接種を受けているという。

イバンカのツイートに対しては、反ワクチン派の共和党支持者らから批判的なコメントが寄せられた。政治的にも社会的にも「仲間」が減っていく焦りのせいか、彼女の行動は裏切りと見られてしまったようだ。

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