1947~2021年。エリザベス女王とフィリップ王配の間には、結婚生活、4人の子ども、10人の孫に恵まれた、75年にもわたる愛の物語がある。ふたりの長年にわたる信頼関係を振り返る。 【写真で見る】エリザベス女王とフィリップ王配が交わした愛のまなざし カップルとは、出会い、ほほ笑み合い、視線をかわし交わし合うこと。そして共に旅に出かけ、もしかすると結婚式を挙げ、子ども、さらには孫にも恵まれる。エリザベス女王とフィリップ王配が共に過ごした75年間は、まさにそんなカップルの歴史そのものだ。 4月21日、95歳の誕生日を迎えた英国女王。2021年4月9日に99歳で亡くなったばかりの夫は彼女の「礎」であり、彼女が本当の意味で自分自身でいられる、おそらく唯一の相手であった。 ふたりが出会ったのは、若きフィリップが学んでいたロイヤル・ネイバル・カレッジを国王一家が訪問したとき。エリザベスは13歳、フィリップは18歳だった。ふたりは手紙を交わすようになったが、「小」貴族で金銭的にも決して豊かではないフィリップをエリザベスの父ジョージ6世に認めてもらうためには、あらゆる手を尽くさなければならなかった。 彼女のために、フィリップは自分の宗教や称号を捨てた。彼は1947年の結婚のためにエディンバラ公爵となり、4人の子どもに恵まれるが、自分の姓を子どもに引き継ぐことはできなかった。しかし、フィリップ王配は女王にとって、一族の危機、そして歴史の混乱の中にあっても常に、耳を傾け、助言し、機知に富んだユーモアで笑わせくれる存在だった。
一緒、ただそれだけで
エリザベス女王とフィリップ王配は、おそらく世界中の誰よりも写真を撮られてきたカップルだ。しかし新婚時代の情熱的な視線と輝く笑顔から、未知の国や光景をふたりで発見する喜び、家族を築くことの誇り、ふたりの暮らしから生まれた習慣まで、彼らの歩みはすべてのカップルに共通するものだ。 ただし、ふたりの旅行は公式のものであり、外出やディナー、開会式などのイベントは常にメディアで報じられ、家族の歴史はことあるごとに詮索され、観察され、分析されてきた。しかし写真に残る彼らのまなざしには、ふたりだけが分かち合ってきた、さまざまな事柄を垣間見せてくれる。texte : pascaline potdevin (madame.lefigaro.fr)
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