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「反ネタニヤフ」で連立 イスラエルの外交はどこへ - 産経ニュース

5月30日、エルサレムにあるイスラエル議会内を歩くベネット元国防相(ロイター=共同)
5月30日、エルサレムにあるイスラエル議会内を歩くベネット元国防相(ロイター=共同)

イスラエルで通算15年間、首相を務めたネタニヤフ氏の退任が濃厚となり、中東の安定に大きな影響力を持つ同国の次期政権による外交のかじ取りに関心が集まっている。8政党の寄り合い所帯となる次期政権は「反ネタニヤフ」が唯一の共通点といっても過言ではなく、政策やイデオロギーは大きく異なる。少数の離反者が出るだけで連立が崩壊しかねない綱渡りの政権運営を強いられることは必至だ。

米国をも〝恫喝(どうかつ)〟

連立協議が大詰めを迎えた1日、ネタニヤフ氏は「必要なら、米国の友人との間で摩擦が起きても実在する(イランの)脅威を排除する」との声明を出した。

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