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アゼルバイジャン、アルメニアが3度目停戦合意 米発表 - 日本経済新聞

25日、前線への移動に向け訓練するアルメニアの予備役兵ら(首都エレバン近郊)=ロイター

25日、前線への移動に向け訓練するアルメニアの予備役兵ら(首都エレバン近郊)=ロイター

【イスタンブール=木寺もも子】ナゴルノカラバフ地域の帰属を巡って争うアゼルバイジャンとアルメニアは26日午前8時(日本時間同日午後1時)からの停戦で合意した。仲介した米国務省が25日、発表した。

9月27日に始まった軍事衝突で、停戦合意は3回目。過去2回はいずれもまもなく戦闘が再開し、機能しなかった。今回もこれまで同様、捕虜交換などの人道目的としており、停戦を維持して和平協議につなげられるかは不透明だ。

アゼルバイジャンのアリエフ大統領は21日の日本経済新聞の取材に対し、アルメニア側がナゴルノカラバフ地域からの撤退を表明しない限り、和平協議に応じない考えを示していた。アルメニアのパシニャン首相も同日「外交的解決はできない」と述べていた。

アゼルバイジャン領のナゴルノカラバフは1991年に多数派のアルメニア系住民が独立を主張し、周辺地域とともにアルメニア側の占領下にある。戦闘はトルコから武器供与などの支援を受けて領土奪回を目指すアゼルバイジャンが有利に進めているもようだ。

ロシアのプーチン大統領は、今回の衝突による双方の死者が計5000人近くに上ったとの見方を明らかにしている。

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