世界保健機関(WHO)は9日、5月に新型コロナウイルス感染症への対応で中断した総会を再開したが、WHO非加盟の台湾のオブザーバー参加は4年連続で認められなかった。中国が強硬に反対した。5月の会合の際はこの問題の審議を棚上げしていたが、今回も本会議の正式な議題としては取り上げられず、門前払いされた形となった。
総会は主に予算や規則などを協議する場。WHOから台湾に対し新型コロナ関連情報は提供されており、専門家の協議には台湾も参加している。
台湾は1971年の中国の国連加盟を受け、国連を脱退し、WHOの参加資格も翌年喪失。中国との関係が改善した2009~16年に、議決権を有しないオブザーバーとしてWHO総会に参加を認められたが、17年からは再び中国の反対で出席が実現していない。(共同)
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