
外遊から帰国したバイデン米大統領を、就任以来最も厳しい逆風が待ち受けていた。 2日投開票の米バージニア州知事選で共和党のヤンキン候補が勝利し、民主党は失意の敗北を味わった。民主党候補のマコーリフ前知事支援のため何度も現地入りしたバイデン氏にとって、大きな痛手となった。 一方の共和党は、来年の中間選挙での議会多数派奪還に向けて、弾みをつけた格好だ。 今回の州知事選の結果は、昨年の大統領選挙でバイデン氏に投票した無党派層や穏健派層が、再び共和党寄りに傾いたことを示唆している。 こうした状況が議会民主党を動揺させる可能性がある。同党は、バイデン氏の看板政策を巡って党内対立が続いている。歳出拡大を訴える民主党の急進左派は、自らの主張が通らない場合は超党派のインフラ法案の下院通過阻止を示唆している。一方、穏健派は歳出規模の拡大に反対している。 共和党は、2009年以来となるバージニア州知事選での勝利となった。バイデン大統領が党内をまとめられるか、その指導力が問われている。
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