[バグダッド/ワシントン 30日 ロイター] - イラクの親イラン勢力「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」は、この地域に展開する米軍に対する全ての軍事作戦を停止すると表明した。イラク政府の「困惑」を防ぐことを目的とした決定としている。
同勢力は声明で「パレスチナ自治区ガザの人々を別の方法で守り続ける」とした。
米軍を巡っては、28日にシリアと国境を接するヨルダン北東部の米軍基地がドローン(無人機)による攻撃を受け、米兵3人が死亡。米国防総省は最終的な判断を下していないものの、カタイブ・ヒズボラが実施した疑いがあるとしていた。 もっと見る
同省のパトリック・ライダー報道官はカタイブ・ヒズボラの表明について「行動は言葉よりも雄弁だ」と述べるにとどめ、直接的なコメントは避けた。
米国は攻撃を受けて報復する、と表明していた。
イラクのスダニ首相の外交顧問であるファルハド・アラディン氏によると、事態の悪化を防ぐために首相がここ数日、関係当事者らと集中的な協議を行ってきた。カタイブ・ヒズボラはこれを受けて攻撃停止を決定したという。
同氏はインタビューで「スダニ首相はここ数日、イラク内外のあらゆる関係当事者と連携して懸命の努力を続けてきた。事態をエスカレートさせないために全ての関係者が首相の努力を支持する必要がある」と述べた。
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