ミャンマー国軍が戦闘から逃れようとしていた女性や子供を含む避難民30人以上を殺害した東部カヤ州の村で、貧しい子供を支援する非政府組織(NGO)「セーブ・ザ・チルドレン」の職員2人が行方不明になっていることが分かった。同NGOが25日、発表した。
カヤ州では国軍と抵抗する少数民族武装勢力などとの間で戦闘が続いており、避難民らは24日、トラックの荷台に積まれて焼かれた状態で見つかった。
NGOによると、職員2人は業務を終え、クリスマス休暇のため自宅に戻る途中に国軍の弾圧に巻き込まれたという。2人の車が攻撃を受け焼かれたことも確認された。
NGOは声明で「人道支援に携わってきた職員や罪のない市民に対する攻撃は国際人道法に反する」として抗議した。(共同)
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