このうち中国の李強首相はASEANの首脳との会議に臨みました。
会議の冒頭、議長国インドネシアのジョコ大統領は「ASEANと中国双方の具体的な協力を実現させるためには、相互の信頼を築き、維持しなければならない。信頼と協力こそが地域の安定と平和のための推進力となる」と述べてさらなる関係強化の重要性を強調しました。
また、李首相は「国際関係にどのような変化が起ころうと中国はASEANとの関わりを尊重し重視している。対話を通じて意見の隔たりを解決しなければならない」と応じました。
会議は非公開で行われ、中国とASEANが20年以上、議論を続けている南シナ海での紛争防止のためのルール作りが議論されたものとみられます。
また、ASEAN加盟国の一部は中国が南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張する2023年版の地図を発表したことに反発していて、この問題についても議論が交わされたものと見られます。
南シナ海情勢は、アメリカとASEANとの会議でも議論されるとみられ、ASEANを舞台にした米中の対立や議論の行方が注目されます。
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