【ワシントン=横堀裕也】デビン・オマリー米副大統領報道官は24日、マーク・ショート副大統領首席補佐官が新型コロナウイルスの検査で陽性だったと明らかにした。ペンス副大統領夫妻は24日の検査で陰性だったといい、共和党の副大統領候補としての選挙活動を続けるという。
オマリー氏は声明で、ペンス氏はショート氏の濃厚接触者に該当するものの、米疾病対策センター(CDC)のガイドラインに従って予定通りの日程をこなすと説明した。ペンス氏は、25日にはノースカロライナ州で選挙集会を開く予定だ。
ただ、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ペンス氏の側近のうち、ショート氏のほかに少なくとも4人が新型コロナに感染したと報じた。ペンス氏が選挙活動を継続することについて「ホワイトハウスが新型コロナの危険性を真剣に受け止めているのか、新たな疑問が生じる」と批判的に伝えた。
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