ミャンマーの選挙管理委員会は14日、8日に実施された総選挙の全議席が確定したと発表した。
アウンサンスーチー国家顧問が率いる与党・国民民主連盟(NLD)が、改選議席の8割を超える396議席を獲得し、5年前の前回を上回る圧勝で2期目の政権を担うことが決まった。道半ばの民主化など、課題は山積している。
上下両院の定数664議席のうち、軍人に割り当てられている4分の1の議席と、治安悪化で選挙が中止された選挙区の22議席を除く476議席が争われた。396議席を獲得したNLDは改選議席の83%を占め、390議席を得て国軍系政権からの交代を果たした前回から議席を増やした。
一方、最大野党で国軍系の連邦団結発展党(USDP)は33議席にとどまり、前回の41議席を下回った。残る47議席は少数民族政党が得た。
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