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コロナウイルス「武漢より前にイタリアで拡散」…イタリアの研究所発表、懐疑的見方も - 読売新聞

 【ローマ=笹子美奈子】イタリアの国立がん研究所は、新型コロナウイルスが昨年9月に国内で拡散していたとする研究結果を発表した。イタリアで初の国内感染が確認されたのは今年2月下旬だった。中国・武漢で感染が確認された昨年12月以前に、イタリアにウイルスが存在していた可能性を示すことになるが、専門家の間には、分析手法に懐疑的な見方もある。

 研究結果は、11日付のイタリアの科学誌「ツモリ」(電子版)で発表された。昨年9月から今年3月の肺がん検査受診者959人から採取した血液を調べたところ、11・6%から新型コロナの抗体が検出された。このうち、14%は昨年9月、30%は今年2月に採取されたものだった。

 抗体は感染拡大が最も深刻だった北部ロンバルディア州だけでなく、南部の居住者からも確認された。抗体ができるまで感染から3週間はかかるため、夏にはウイルスが国内で拡散していた可能性が高いとされる。

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