カナリア諸島の火山噴火から1カ月、収まる気配なく住民は悲痛（ロイター） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

大西洋のスペイン領カナリア諸島のラパルマ島で9月19日に噴火したクンブレビエハ火山。噴火は約1カ月続いており、収まる気配がみられない中、住民の心痛は募っている（ナレーションなし）。スペイン領カナリア諸島ラパルマ島の火山噴火から1カ月。噴火が終わる気配はなく、住民の心痛は募っている。クンブレビエハ火山はこれまでに約2000棟の建物を破壊、約7．3平方km以上を溶岩で覆いつくした。犬など多くの動物が家を失ったり捨てられたりしており、ドローンで食料を運ぶ試みも。人口約8万3000人のうち7000人が避難を余儀なくされた。避難していない住民も、一面の火山灰に悩まされている。このウエートレスは、重度のアレルギーのように喉が痛むと話し、常にテーブルの上の灰を拭かなければならないという。隣の島では、休暇で外出している間に自宅から250mの地点まで溶岩が迫っていたという男性も。悲しみは、はかり知れないと言う。カナリア諸島は観光業に依存するが、今回の噴火で、ラパルマ島の空の便は混乱。地域経済の主要な部分を占めているバナナなどのプランテーションも溶岩で破壊された。

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