米紙ニューヨーク・タイムズとＣＮＮは２４日、複数の米当局者の話として、米情報機関が、露大統領府を標的にした３日の無人機攻撃に関し、ウクライナが関与した可能性があると分析していると報じた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が攻撃を把握していたかどうかは不明との見方も伝えた。
米情報機関は、ウクライナ軍の特殊部隊か情報機関が関わった可能性が高いと指摘し、ロシアによる「自作自演」説を退けている。ロシア、ウクライナ両政府の当局者の通信内容を傍受したところ、攻撃後、露当局者はウクライナを非難し、ウクライナ側は自国の関与について話していたという。
４月にロシアのウクライナ侵略を支持する軍事評論家が死亡したカフェでの爆発や、今月２２日の露西部ベルゴロド州へのロシア人武装組織の進入攻撃についても米当局者はウクライナの関与を疑っているという。
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