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【速報中】ウクライナ全土に空襲警報 首都キーウで爆発音、建物火災:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 ウクライナの国防次官は17日、ロシアとの国境にある北東部や東部地域でロシアからの攻撃が激しくなっていると明らかにしました。また、南部ヘルソン州当局は同日、州内の病院に攻撃があったと発表しています。16日未明のキーウへのミサイル攻撃で、米国製地対空ミサイルシステム「パトリオット」が損傷を受けた可能性が高いとの情報も出るなど、ロシア軍の攻勢が強まっています。

(タイムスタンプは日本時間、括弧内は現地時間)

■■■5月18日(日本時間)■■■

18:00

 岸田文雄首相とバイデン米大統領の首脳会談が18日夕、広島市内のホテルで始まった。厳しさを増す安全保障環境に対応するため、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化することで一致する見通しだ。

 両氏の会談は、1月に米ワシントンで行われて以来、4カ月ぶり。19日から広島で始まる主要7カ国首脳会議G7サミット)に合わせて行われた。

 岸田氏は会談の冒頭で、「私の地元にジョーをお迎えできることを大変うれしく思う」と述べた。続けて「日米同盟はインド太平洋地域の平和と安定の礎だ。日米は安全保障にとどまらず、あらゆる分野で重層的かつ強固な協力関係にある。日米協力が飛躍的に進展していることを歓迎している」と発言。日本が議長国を務める広島サミットについて「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守っていくというG7の揺るぎない意思を示したい」とした。

 バイデン氏は「日本のリーダーシップのもと、G7の課題に成果が見られる」と評価。ロシアによるウクライナ侵攻については、ロシアの責任を問うていく考えを示した。「日米が団結すれば我々はますます強くなり、世界がより安全になると信じている」とも語った。

 会談では、国際社会が連携し、厳しい対ロ制裁と強力なウクライナ支援を継続する重要性を確認するとみられる。また、中国が覇権主義的な動きを強めるなか、法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋」の推進を確認。中国の経済的威圧を念頭に、重要物資のサプライチェーン(供給網)強化など経済安全保障についても協議するとみられる。

シンフェロポリ16:07(10:07)

クリミア半島で穀物積んだ貨物列車脱線 破壊工作か

 ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島で18日、穀物を積んだ貨物列車が脱線した。ロシア国営タス通信が報じた。破壊工作の可能性があるという。穀物をめぐっては、17日、ウクライナからの黒海を通じた輸出合意の延長が決まったばかりだった。

 鉄道会社「クリミア鉄道」はSNSで「第三者の妨害により、貨物列車が脱線した」と投稿した。負傷者はいないという。独立系メディア「バザ」は、「列車は破壊工作による爆発で脱線した」と伝えている。

15:07(キーウ09:07)

ロシアの巡航ミサイル「30発中29発を撃墜」ウクライナ空軍

 ウクライナ空軍は、17日夜から18日未明にかけてロシア軍が各地に発射した30発の巡航ミサイルのうち、29発を撃墜したと発表した。

 発射されたミサイルのうち22発は、長距離射程の巡航ミサイル「Kh101」「Kh555」で、Tu95などロシア国内の計10機の戦略爆撃機から発射されたとみられるという。残りは黒海上の艦船から発射されたとみられる巡航ミサイル「カリブル」6発と、地上発射型の「イスカンデルK」2発だった。

 空軍はSNSに「仮に撃墜に成功しても、残骸が落下して命に関わる深刻な脅威をもたらす」と投稿し、空襲警報が発令されている間はシェルターから離れない、といった対策をとるよう訴えた。

12:44(北京11:44)

 中国外務省は、ウクライナ情勢をめぐる特使として欧州に派遣した李輝ユーラシア事務特別代表が16、17の両日、ウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領ら政府要人と会談したと発表した。

 李氏はゼレンスキー氏のほか、イエルマーク大統領府長官やクレバ外相、さらに国防部門やエネルギー部門の幹部とも会談したという。

 発表によると、李氏は、習近平(シーチンピン)国家主席が唱える政治対話による危機の解決を訴えた。「中国は自らのやり方でウクライナの人道状況の改善に建設的な役割を果たしてきたし、今後もウクライナにできる限りの支援をする」と表明。ウクライナ側は、4月の習氏とゼレンスキー氏の電話協議からまもなく李氏が派遣されたことを評価し、「戦火を終わらせ、平和を回復する上で中国が積極的な役割を果たすことを歓迎する」との立場を示したという。

11:25(キーウ05:25)

ウクライナ全土に空襲警報 首都キーウで爆発音、建物火災

 ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」によると、18日未明、ウクライナ全土に空襲警報が発令された。午前5時(日本時間同11時)ごろから中部ビンニツァ州やフメリニツキー州、首都キーウで爆発音が響いた。飛来するロシア軍のミサイルに対し、地上から迎撃ミサイルが発射されている。

 キーウ市当局によると、市内にミサイルの残骸が落下。ドニプロ川をはさんで中心部の対岸にある東部地域で建物が燃えているという。

 ロシア軍はウクライナの防空システムの破壊を狙っているとみられる。システムの配備場所を隠すため、キーウ市は市民に対し、ミサイルが撃墜される様子を動画や写真に撮らないようSNSで警告している。

03:05(ワシントン17日14:05)

米高官「パトリオット、現在も稼働中」AFP通信伝える

 ウクライナが首都キーウに配備し、ロシア軍が極超音速ミサイル「キンジャル」で破壊したと主張する米国製地対空ミサイルシステム「パトリオット」について、米高官は「現在も稼働中だ」と述べた。AFP通信が伝えた。ただ、16日未明のロシア軍によるミサイル攻撃の際、近くに飛翔(ひしょう)体が落下し、損傷を受けたことは認めたという。

 パトリオットは米国やドイツオランダなどからウクライナに供給されたが、配備数や場所は明らかにされていない。今月4日にロシア軍がキーウをミサイル攻撃した際、ウクライナ空軍は音速の10倍で飛ぶキンジャルをパトリオットで撃墜したと発表。「歴史的な出来事」などとしていた。

01:05(ニューヨーク17日12:05)

国連のグテーレス事務総長、ウクライナからの食料輸出協定延長を歓迎

 国連のグテーレス事務総長は17日、黒海を通じたウクライナからの食料輸出合意が2カ月間延長されたことを歓迎した。米ニューヨークの国連本部で報道陣に対し、「60日間継続することを確認した。継続は世界にとって良いニュースだ」と述べた。

 一方で「未解決な問題も残っている」とし、ロシア産穀物や肥料の輸出を含めた合意内容の改善や、解釈の拡大などを求めた。

 ロシアとウクライナは昨年7月、国連とトルコが仲介する形で、黒海を通じた輸出再開に合意した。昨年11月に120日間延長し、今年3月には2度目の延長が決まっていた。

 しかし、ロシアが、欧米によるロシア産穀物や肥料の輸出への制裁が緩和されていないと反発。従来の「120日間」の延長ではなく半分の「60日間」と主張し、18日を期限としていた。

 グテーレス氏によると、合意の下でこれまで3千万トン以上の食料を輸出した。合意の効果について、世界の市場は安定し、食料価格は20%下がったとも語っていた。

00:41(キーウ17日18:41)

クレバ外相、領土失う提案「受け入れない」、中国特使に立場説明

 ウクライナ外務省は17日、クレバ外相が、首都キーウを訪問した中国政府の特使と会談したと発表した。クレバ氏は、中国側に対し、ウクライナが自国の領土を失う形の提案を受け入れることはない、との立場を伝えたという。現地メディア「ウクライナ・プラウダ」が伝えた。

 ウクライナ側の発表によると、クレバ氏は、ウクライナの主権と領土の一体性を尊重することが原則になるとの立場を説明した。

 ウクライナにとって、一方的に軍事侵攻したロシア軍の撤退が停戦の絶対条件で、その立場を強調した。中国は「一刻も早い停戦」を訴えるものの、ロシア軍の撤退には触れていない。

 今回の特使の訪問は、習近平(シーチンピン)国家主席が4月にウクライナのゼレンスキー大統領と電話協議した際に約束していた。

00:19(キーウ17日18:19)

5歳の少年ら3人死亡、南部ヘルソン州

 ウクライナ検察当局は17日、南部ヘルソン州の村落がロシア軍の攻撃を受け、5歳の少年1人と男性2人が死亡した、と発表した。現地メディア「キーウ・インディペンデント」が伝えた。

 同州ヘルソン市とドニプロ川西岸の他の地域は、昨年11月にウクライナ軍が奪還して以降、ロシア軍の砲撃をたびたび受けている。ロシア軍は川の東岸から砲撃を続けているという。

■■■5月17日(日本時間)■■■

23:07(アンカラ15:07)

ウクライナ食料輸出合意「2カ月間延長決まる」トルコ大統領が投稿

 トルコのエルドアン大統領は17日、黒海を通じたウクライナからの食料輸出合意について、2カ月間の延長が決まったとツイッターで明らかにした。ロシア側は、合意は18日に期限を迎えるとしており、延長が危ぶまれていた。

 エルドアン氏は「我が国の努力とロシアの友人の支援、ウクライナの友人の貢献により延長が決定した」と投稿。「合意の全ての条件が満たされ、今後も継続されるよう努力を続けていく」と、仲介にあたって引き続き主体的な役割を果たす姿勢を示した。ロシア側も2カ月間の延長が決まったと認めた。

19:12(キーウ17日13:12)

ロシアから国境3州への攻撃強まる ウクライナのマリャル国防次官

 ウクライナのマリャル国防次官は17日、ロシア軍が過去1カ月の間に、ロシアとの国境にある北東部スーミ州、北部チェルニヒウ州、東部ハルキウ州に対して攻撃を強めているとSNSで明らかにした。

 マリャル氏によると、16日までの1週間に、この3州に対しての攻撃は計162回にのぼった。そのうちスーミ州が110回を占めるという。マリャル氏は「ロシア軍は毎日、さまざまな種類の武器で市民を銃撃し、幼稚園や病院、学校などを破壊している」と記した。

18:00(ヘルソン17日12:00)

ウクライナ捜査当局、「反逆罪」容疑で看護師を逮捕 ロシアに情報流した疑い

 ウクライナの捜査当局は17日、ロシア連邦保安局(FSB)に軍の情報を流した疑いで、南部ヘルソン市の看護師を国家への「反逆罪」の容疑で逮捕したと発表した。

 発表によると、看護師はヘルソン州中心部がロシア軍によって占領された際に、FSBのメンバーによって勧誘された。その人物の指示により、ヘルソン市が昨年11月に奪還された後も病院で勤務を継続。FSB関係者に対して、治療中のウクライナ兵についての情報や、部隊の装備の状況などを流していたとしている。

16:03(キーウ17日10:03)

防空システムの様子をSNSで違法投稿の疑い、ウクライナ、ブロガー6人を特定と発表

 ウクライナの情報機関である…

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