米疾病対策センター(CDC)は13日、新型コロナウイルスのワクチン接種完了者は原則としてマスクを着用する必要がないとする新たな指針を発表した。法令や施設管理者などがマスク着用を求める場合には従う必要があるとしているが、屋内も含めて大半の場所ではマスクが不要となり、社会・経済活動の正常化に向けて大きな一歩となる。
CDCは2回目(米ジョンソン・エンド・ジョンソン社製は1回目)のワクチン接種から2週間経過した人を「接種完了者」と定義している。新指針は、接種完了者は「パンデミック(世界的大流行)以前と同様の活動を再開できる」と明確にし、マスク着用や人と人の間に距離を取るソーシャルディスタンス(米国では約183センチ)は不要だとしている。
米国では人口の約35%に当たる約1億1765万人が接種を完了し、新たに12~15歳への接種も始まった。ただ、ワクチン接種のペースは1日約200万回とピーク時の半分以下に落ち込んでいる。米政府には新指針によって接種を促進する狙いもあるとみられる。【ワシントン秋山信一】
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