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WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は、世界のワクチン接種をめぐる格差の縮小をめざし、協力を呼びかけた。
WHO・テドロス事務局長「現在のワクチン危機は恥ずべき不公平で、パンデミックを長引かせるものだ」
24日、WHOの年次総会が開幕し、テドロス事務局長は、これまでに世界で行われたワクチン接種の75%は、10カ国に集中していると指摘した。
2021年に入ってからの感染者数は、すでに2020年の1年間を上回っていて、テドロス氏は、すべての国で9月までに少なくとも人口の1割が接種を受けられるよう、供給体制への協力を呼びかけた。
一方、総会には、台湾がオブザーバー参加を求めているが、中国の反対により5年連続で実現しなかった。
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