林外相は、中国の王毅外相とオンラインで会談し、平和と安全の維持に責任ある役割を果たすよう求めた。
会談は、18日午前10時から1時間余り行われ、林外相は、ロシアによるウクライナ侵攻を非難したうえで、中国に平和と安全の維持に責任ある役割を果たすよう求めた。
また、沖縄県の尖閣諸島をめぐる情勢を含む、東シナ海や、南シナ海、香港、新疆ウイグル自治区などの状況に対する、深刻な懸念を表明するとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性を訴えた。
一方、北朝鮮をめぐっては、核実験の再開に踏み切るとの観測が出ていることなどをふまえ、両大臣が緊密に連携していくことを確認した。
会談の中で、習近平国家主席の国賓としての来日に関しては、話題にならなかった。
会談は、日本側が呼びかけたもので、2021年11月の電話会談以来、およそ半年ぶり。
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