ローマ教皇フランシスコによるロシアとウクライナの和平調停が壁に直面している。両国への特使派遣など、教皇は今年に入って取り組みを本格化させたが、ウクライナではロシアを明確に非難しない教皇への不信感が根強く、調停に向けた機運を作れていないのが実情だ。過去の紛争で和平を後押ししてきた「平和外交」の力が試されている。
教皇は8月2~6日、カトリックの一大行事「世界青年の日」のためにポルトガルの首都リスボンを訪れた。5日には第1次世界大戦中に3人の子どもの前に聖母マリアが現れたと伝えられる中部ファティマをヘリコプターで訪問。聖堂のマリア像の前に座って祈りを捧げた。
バチカンメディアによると、教皇のファティマ訪問は当初の予定には入っていなかったが、ロシア軍の攻撃で苦しむウクライナのために祈るという教皇自身の意向で追加されたという。
「ロシアが回心すれば、平和が訪れる」
カトリックの「奇跡」として…
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