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アフガンの学校で爆発 女子生徒ら55人死亡 治安悪化歯止めかからず - 産経ニュース

8日、アフガニスタン・カブールの爆発現場(ゲッティ=共同)
8日、アフガニスタン・カブールの爆発現場(ゲッティ=共同)
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 【シンガポール=森浩】アフガニスタンの首都カブール西部の学校近くで8日、車に積まれた爆弾が爆発し、少なくとも55人が死亡、150人以上が負傷した。犯行声明は確認されていない。国内の治安に好転の兆しはなく、バイデン米政権が9月11日までに予定する駐留米軍の完全撤収によって、状況はさらに悪化する可能性がある。

 ロイター通信や地元メディアによると、爆弾を積んだ車は校門前に置かれていた。同校は男女が時間を分けて入れ替え制で学んでおり、犠牲者のほとんどは下校中の女子生徒とみられている。複数のロケット弾が学校の近くに着弾したとの情報もある。

 アフガンのガニ大統領はイスラム原理主義勢力タリバンの犯行と非難したが、タリバン報道担当者は事件への関与を否定した。現場地区はアフガンで少数派のイスラム教シーア派の信者が多く、スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)などが住民を標的にしたテロを相次いで実行している。

 アフガン国内では、米軍など外国部隊の撤収が始まった4月下旬以降、タリバンが攻勢を強化。今月4~5日には国内の約8割の州で政府軍拠点や政府施設を一斉に攻撃した。

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