[13日 ロイター] - 来年の選挙で再選を目指すバイデン米大統領の陣営は13日、トランプ前大統領が政敵を指して「寄生虫」という表現を使ったことについて、ナチスドイツの指導者ヒトラーの言い回しを取り入れたと批判した。
トランプ氏は11日、ニューハンプシャー州で開いた集会で「共産主義者、マルクス主義者、ファシスト、わが国に寄生虫のように住み着き、選挙でうそや盗み、不正を働く急進左派の悪党を根絶やしにする」などと述べ、2020年大統領選で不正があったとの誤った主張を繰り返した。
同日は退役軍人をたたえる「ベテランズデー」に当たり、インターネット上では批判が噴出した。
バイデン陣営の報道官は声明で「多くの国民が国の英雄をたたえた週末に、トランプ氏は多くの米退役軍人が命を懸けて戦ったヒトラーやムッソリーニの独裁的な言葉をまねた」と非難した。
トランプ陣営の報道官は「ばかげた主張」だとして一蹴した。
ホワイトハウスのベーツ報道官も、トランプ氏の発言はヒトラーやムッソリーニに共鳴するものだとの見方を示した。
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