南アフリカのコロナ変異種、国内で初確認滞在歴ある30代女性イギリス滞在の６人も - 東京新聞

厚生労働省

　厚生労働省は２８日、南アフリカの滞在歴がある３０代女性が、新型コロナウイルスの変異種に感染していたと発表した。南アで報告された変異種が国内で確認されたのは初めて。英国の滞在歴がある６人からも検出され、計７人の変異種感染が明らかになった。

　厚労省によると、南アで報告された変異種の感染が確認された女性は、今月１９日に成田空港に到着。症状はないという。

　このほか、１０～４０代の男女６人が英国で報告された変異種に感染していた。このうち４０代男性１人は発熱やのどの痛みがあるが、ほかの５人に症状はないという。英国に滞在していた６人はそれぞれ今月１～２４日、羽田空港に到着していた。厚生労働省は２８日、南アフリカの滞在歴がある女性１人が、新型コロナウイルスの変異種に感染していたと発表した。南アの変異種確認は初めて。

　同省によると、新型コロナ変異種が検出されたのは南アフリカの滞在歴がある１人と、英国の滞在歴がある６人の計７人。（共同）