2020年12月31日08時33分
【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相は31日、恒例の新年演説を行い、新型コロナウイルス感染拡大の中で厳しい生活を強いられている国民に「心の底から感謝する」と述べた。2021年9月の総選挙不出馬を表明しているメルケル氏にとって最後の新年演説となる。恐怖より希望を強調し、勇気づける姿勢で国民に語り掛けた。
ドイツでは12月30日発表の死者数が過去最多の1100人超となり、1月10日が期限のロックダウン(都市封鎖)は延長されるとの見方が強い。メルケル氏は「あなた方がこれまで途方もない信頼と忍耐を要求され、今後も歴史的な強い行動を求められることは分かっている。心の底から感謝する」と話した。医療従事者やスーパー従業員ら過酷な勤務を強いられている人々や、マスク着用者にも謝意を示した。
からの記事と詳細
https://ift.tt/3htzYT8
世界
Bagikan Berita Ini
0 Response to "独首相、国民に「心の底から感謝」 コロナ禍で最後の新年演説 - 時事通信ニュース"
コメントを投稿