【ローマ=笹子美奈子】イタリア南部の都市遺跡ポンペイで、色鮮やかなフレスコ画が描かれた飲食店のカウンターが発掘された。古代ローマのファストフード店というべきもので、来年4月から一般公開される予定だ。
伊ANSA通信などによると、店はポンペイの広場に面しており、カウンターにはれんが製の調理台が、ほぼ原形をとどめて残っていた。料理を保存する容器の中からはマガモや魚、ヤギなどの骨が見つかり、シチューやスープ、パエリアといった温かい料理や、ワインなどを提供していたと考えられる。
ポンペイは1世紀の大噴火で街全体が消滅し、18世紀に発掘されるまで灰に埋もれていた。
からの記事と詳細
https://ift.tt/3hmZSI1
世界
Bagikan Berita Ini
0 Response to "伊ポンペイ遺跡で「古代のファストフード店」発掘 - 読売新聞"
コメントを投稿