Search

「リンゴ日報」創業者起訴=中国批判、拘束長期化の恐れ―香港 - auone.jp

親民主派の香港紙「リンゴ日報」創業者の黎智英氏=6月16日、香港(AFP時事)

 【香港時事】香港当局は2日、中国共産党・政府に批判的な論陣で知られる香港紙「リンゴ日報」創業者の黎智英氏を詐欺罪で起訴した。裁判所は3日、「逃亡や再犯の恐れがある」として保釈申請を却下。黎氏は8月に香港国家安全維持法(国安法)違反や詐欺の容疑で逮捕された後、保釈が認められていたが、今後は次回審理が行われる来年4月まで拘束される可能性が高い。
 香港では2日、昨年の抗議デモに絡み民主活動家の黄之鋒氏と周庭氏に実刑判決が下されたばかり。黎氏はもともと2日に警察署への出頭を求められていたが、そのまま起訴される形となった。
 黎氏は8月10日、外国勢力と結託し国家の安全に危害を加えた疑いなどで、周氏らとともに逮捕された。黎氏らは「外国に対して香港への制裁を求めていた団体に資金援助をしていた」とされるが、詳しい内容は分かっていない。
 黎氏は昨年、ポンペオ米国務長官と会談して香港の現状を発信するなど米国とのつながりが深い。民主派はかねて黎氏の摘発を「政治弾圧だ」と批判していた。
 香港メディアによると、黎氏の今回の起訴内容は2016年以降、会社の建物を規定外の目的で使用していたというもの。黎氏は国安法に関してはまだ起訴されていないが、今後起訴された場合、拘束の長期化も予想される。 

Let's block ads! (Why?)


からの記事と詳細
https://ift.tt/2JFwJv0
世界

Bagikan Berita Ini

0 Response to "「リンゴ日報」創業者起訴=中国批判、拘束長期化の恐れ―香港 - auone.jp"

コメントを投稿

Powered by Blogger.