
【ワシントン=船越翔】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)など複数の米メディアは16日、米製薬大手ファイザーと独製薬企業ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、接種を受けたアラスカ州の医療従事者の女性が重いアレルギー反応を示し、入院していたと報じた。女性の容体は現在、安定しているという。
報道によると、女性は15日に接種を受けた。投与から約10分後に「アナフィラキシー反応」と呼ばれる重いアレルギー反応が始まり、発疹や息切れなどの症状が出た。女性は入院し、集中治療室(ICU)で治療を受けて回復した。過去に薬物でアレルギー反応を起こしたことはなかったという。
ファイザーは約4万4000人が参加したワクチンの最終段階の臨床試験で、被験者にだるさや頭痛などが報告されたが、深刻な副作用はみられなかったとしている。米国に先駆けて今月8日にワクチン接種が始まった英国では、深刻なアレルギー反応の経験がある2人が接種後にアレルギー反応を示したと報じられた。
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