
【ワシントン=船越翔】米国のバイデン次期大統領は15日、来年1月5日にジョージア州で行われる上院2議席の決選投票を巡り、同州アトランタで民主党候補者の応援演説を行った。バイデン氏の遊説は大統領選後初めて。
バイデン氏は、支持者が車に乗ったまま集まるドライブイン形式で行われた演説で、「我々を邪魔する議員ではなく、何かを成し遂げてくれる議員が必要だ。ジョージア州から米国を驚かそう」と訴えた。
大統領選と同時に行われた上院選では、非改選を含め共和党が50議席、民主党(無所属含む)が48議席を確保した。改選期と補選の2議席が争われたジョージア州では、どちらの議席も過半数の票を得た候補者がおらず、州の規定で決選投票が行われることになった。上院での採決で可否同数の場合、カマラ・ハリス次期副大統領に1票が与えられる。民主党が決選投票で2議席とも押さえれば、上院の主導権を握ることになる。
一方、トランプ大統領も今月5日にジョージア州バルドスタで開いた集会で「史上最も重要な決選投票だ」と支持を呼びかけており、民主、共和両党の争いが激しくなっている。
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