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アメリカ・ミシガン州にある製薬大手「ファイザー」の施設。
新型コロナウイルスワクチンの緊急使用が許可され、マイナス70度前後で保管されていたワクチンが、ドライアイスとともに梱包(こんぽう)され、次々とトラックに積み込まれた。
世界の感染者が7,000万人を超えた新型コロナウイルス。
中でもアメリカは世界で最も多い1,600万人以上の感染が確認され、およそ30万人が命を落とした。
そうした中で、まもなく全米各地で始まるワクチンの接種。
東部・コネティカット州の病院では、超低温の冷凍庫が用意され、受け入れ準備が急ピッチで進められていた。
マイナス70度前後を保つ必要がある、ファイザーのワクチン。
この冷凍庫1台で1万2,500回分のワクチンを保管できるという。
準備担当責任者・パゲーロ氏は「とてもワクワクしている。携帯電話を枕元に置いて、『ワクチンが来る』という連絡を待つよ」と話した。
ワクチン接種会場として設営準備が進む部屋。
順番待ちの列を整理するチェーンポールなども用意されていた。
感染対策のまさに切り札として、ワクチンが投入される一方、ニューヨーク市ではレストランでの店内飲食が14日から再び禁止される。
客は「店内で食べられる最後だから来たわ。次いつ食べられるかわからないから」、「冬に外でなんて食べられないわよ」などと話した。
今後、飲食が認められるのは、テラス席など屋外だけとなる。
再び屋外飲食だけが認められるわけだが、店のテラス席には屋根がつけられていた。
そして、壁は半分だけ設置されていて、ニューヨークの冬の寒さに備えていた。
食事をしていた人たちにも、ワクチンを打つかどうか聞いてみた。
客は「(ワクチンを打つ?)もちろんワクチン打つよ。打たないわけないよ」、「(ワクチンを打つ?)今はワクチンは打たないと思う。少し待って、追加の調査が出るのを待つ」などと話した。
アメリカメディアの調査によれば、およそ4割の人が現時点ではワクチンを打ちたくないと答えているという。
第1段階として出荷されるワクチンは、およそ290万回分。
まずは、医療関係者や介護施設の入居者らに優先的に接種するという。
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