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解任のミャンマー国連大使「国軍に権限ない」、職務継続の意向…国連で対応協議へ - 読売新聞

 【ニューヨーク=寺口亮一】ミャンマー外務省は2日、国軍のクーデターを非難したチョー・モー・トゥン国連大使に代わり、次席大使を臨時代理大使にすると国連事務総長に文書で通知した。チョー・モー・トゥン氏は職務を続ける意向を表明しており、国連総会が今後、どちらをミャンマーの代表として認めるかを決める運びだ。

 国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官が2日の記者会見で明らかにした。ミャンマー外務省の文書は、同省のレターヘッドを使い、ティン・マウン・ナイン次席大使を臨時代理大使に任命したと明記している。

 一方、国軍が解任を発表したチョー・モー・トゥン氏は1日、「(自身を大使に任命した)大統領の権限を覆す権限は国軍にはない」として職務継続の意向を国連総会議長に文書で伝えた。

 ドゥジャリク氏は記者会見で「矛盾する2通の書簡を受け取った」と困惑した表情で語った。国連でのミャンマーの代表者が誰なのかは今後、国連総会の下部組織「信任状委員会」が協議し、その勧告に基づいて総会が決定するという。

 一方、国連安全保障理事会はミャンマー情勢を協議するため、5日に非公開会合を開催する方向で調整に入った。英国が提案した。

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