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台湾、感染源不明の国内感染6人を確認 宜蘭のゲームセンターでクラスター | 社会 | 中央社フォーカス台湾 MOBILE - 中央社フォーカス台湾

(台北中央社)中央感染症指揮センターは11日、北東部・宜蘭県羅東鎮のゲームセンターで新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。従業員や利用客計5人の感染が確認された。5人には最近の出国歴がなく、感染源は分かっていない。クラスターとは別に、感染源不明の60代男性の感染も発表された。感染源不明の国内感染者が6人確認されたのを受け、指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は同日の記者会見で、国内は「すでに市中感染の段階に入った」と明らかにした。

指揮センターによると、クラスターが発生したのは羅東鎮中正北路の「ギャラクシーバカラ」(銀河百家楽)。同店に勤務する30代の台湾人女性は9日に悪寒やせき、発熱、力が入らないなどの症状を自覚し、病院で検査を受けた結果、陽性だと分かった。同店が密閉、密集した空間である上に利用客の滞在時間が長いことから、衛生当局は感染のリスクが比較的高いと判断。女性の同居家族や同僚、常連客など35人を在宅隔離の対象として検査を実施した。これまでに21人の検査結果が判明し、4人が陽性、17人が陰性だった。

陳指揮官は宜蘭のクラスターについて、感染が相次いでいるチャイナエアライン(中華航空)と北部・桃園市のホテル関連の感染者との関連性は低いとの見方を示した。

感染源不明の60代の台湾人男性は7日にだるさやせき、寒気などの症状が現れ、9日に発熱のため医療機関を受診。検査で陽性が確認された。これまでに接触者115人を在宅隔離の対象とした。

このほか、チャイナエアラインの操縦士の同居家族1人の感染も確認された。

11日に確認された新規国内感染者は計7人。指揮センターの荘人祥報道官によれば、1日当たりの国内感染者数としては過去最多だという。

海外に行動歴がある輸入症例は新たに4人確認された。いずれもインドに行動歴を持ち、このうち20~50代の台湾人男女3人は8日に同じ便に搭乗して帰国した。もう一人は長期的に台湾で働く20代のインド人女性。先月22日にインドに一時帰国し、今月9日に台湾に戻った。

台湾内の感染者は計1210人になった。

(陳婕翎、江慧珺/編集:名切千絵)

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