米国防総省は1日、ロシアが侵攻を続けるウクライナへの8億2千万ドル(約1110億円)の追加軍事支援を発表した。米国とノルウェーが共同開発した地対空ミサイルシステム「ナサムズ」2基の供与を含む。国防総省高官は、ウクライナの防空システムを旧ソ連型から最新鋭のものに移行すると強調した。
バイデン大統領が6月30日、スペインで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の際の記者会見で追加軍事支援を表明していた。
国防総省によると、ナサムズのほか、米国が供与してウクライナが実戦使用している高機動ロケット砲システム「ハイマース」の追加砲弾や、最大15万発の155ミリ砲弾、4つの対砲兵レーダーが含まれる。米国の軍事支援は2月24日のウクライナ侵攻開始後、計約69億ドルに上るとしている。
ブリンケン国務長官は1日の声明で、ウクライナ国民はロシアの残虐な攻撃にさらされ続けていると指摘。「われわれの関与は揺るぎない。今後もウクライナと団結していく」とし、軍事支援の意義を強調した。(共同)
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