【ヨハネスブルク=深沢亮爾】アフリカ中部コンゴ民主共和国で22日、東部のニーラゴンゴ山(3470メートル)が噴火し、AFP通信によると、溶岩が麓にある人口150万の大都市ゴマ郊外にまで流れ出た。
噴火直後から避難を急ぐ住民らで街が混乱状態に陥り、交通事故や刑務所からの脱走を試みた際の射殺などで少なくとも15人が死亡した。国連児童基金(ユニセフ)は23日、170人以上の子供が行方不明だと発表しており、犠牲者数はさらに増える可能性がある。
ニーラゴンゴ山は近年では2002年と1977年にも噴火し、77年の噴火では600人以上が死亡した。
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