ウクライナ情勢の緊張緩和を目指した外交努力が続く中、ロシアのラブロフ外相とブリンケン米国務長官は2月1日に電話会談を行う予定だ。
ロシアのタス通信によると、両者は安全保障を巡るロシアの要求に対して米国が先週に書面で示した回答について話し合い、さらなる協議で合意する可能性もある。ロシア政府は米国の立場に対する評価をまだ示していない。
米国からの回答についてラブロフ外相は先週、ロシア側の主要な懸念には対処していないが、「二次的問題に関する合理的要素」を含んでいると指摘。1月30日の時点では、次のステップを決定する前に米国の立場について一段の明確化を求めていると語っていた。
国連安全保障理事会は31日、ウクライナ情勢に関して公開会合を開いた。ロシアは米国の「メガホン外交」の一例だとして、中国と共に公開での討議を阻止しようとしたが、採決により公開が決まった。投票の結果は賛成10、反対2、棄権3だった。
米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、これまでの非公開会合では進展が得られなかったと述べた。
バルト3国の一つ、エストニアの外務省は同日、ロシアの「スホイ27」戦闘機がエストニア領空を29日に侵犯したと発表した。ロシア国防省は事実関係を否定したと、同国インタファクス通信は伝えている。
原題: U.K. Weighing Sanctions on Russian Oligarchs: Ukraine Update(抜粋)
Russian Foreign Minister to Speak With Blinken: Ukraine Update(抜粋)
(第4段落以降に安保理の公開会合とエストニアの情報を追加して更新します)
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