トルコからの入国拒否を理由に外務省がパスポート(旅券)の発給を拒否した処分は憲法違反だとして、ジャーナリストの安田純平さん(49)が処分の取り消しを求めた訴訟の判決が25日、東京地裁(品田幸男裁判長)であった。判決は、発給拒否はトルコや近隣国以外への渡航まで制限する措置で、「外務大臣の裁量権を逸脱し違法」と認定し、処分を取り消した。
安田さんの弁護団によると、ジャーナリストの旅券の発給拒否を取り消す判決は異例という。
判決によると、安田さんは2015年、取材で訪れたシリアで武装勢力に拘束された。18年に解放され、トルコ経由で帰国して旅券の再発給を申請。しかし一連の経緯を受けてトルコは安田さんを入国禁止にしており、外務省は旅券法の「渡航先の法規で入国を認められない者には発給を制限できる」との規定に基づいて発給を拒否した。
安田さん側「違憲」の訴えに判決は
訴訟で安田さん側は、発給拒否は「海外渡航の自由」を定めた憲法に違反する、と主張した。
判決はまず、憲法が定める海…
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