ロシアのペスコフ大統領報道官は3日、天然ガス以外の輸出品についても、自国通貨ルーブルでの支払いを日本や米国、欧州などの輸入国に求めるとの見通しを示した。ロイター通信が伝えた。決済通貨としてのルーブルの需要を増やし、急落した為替相場を安定させる狙いがあるとみられる。
ロシアのプーチン大統領は3月31日、対ロ制裁を科した日米欧など「非友好国」の企業に対し、ロシア産天然ガスの輸入代金をルーブルで払うよう義務付ける大統領令に署名していた。ペスコフ氏はこうした措置の対象が「将来、新たな商品群にも拡大されることに疑いはない」と述べた。
具体的な品目には言及しなかったが、主要輸出品の石油や金属、穀物などが対象になる可能性がある。
ロシアはウクライナ侵攻でロシアへの金融制裁を科した米欧日などを非友好国に指定。天然ガスの購入代金をルーブルで支払うよう求めたが、主要7カ国(G7)は拒否することで一致している。
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