ロシア軍が侵攻しているウクライナでは、ロシア側から奪い返した首都キーウ（キエフ）近郊で多数の民間人の遺体が見つかり、ゼレンスキー大統領はロシア軍による「ジェノサイド（集団殺害）だ」と話しています。欧米からはロシア軍の戦争犯罪だとして捜査を求める声がある一方、ロシア軍はウクライナ東部や南部で攻勢を強めている模様です。状況は予断を許しません。
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■■■日本時間4月4日■■■
2:00（ニューヨーク13:00）
国連のグテーレス事務総長「殺害された民間人の映像に深い衝撃」
ロシア軍が撤退したウクライナの首都キーウ（キエフ）郊外のブチャでの被害状況について、国連のグテーレス事務総長は3日、「ウクライナのブチャで殺害された民間人の映像に深い衝撃を受けている」とする声明を発表した。
欧米メディアは、ブチャの道路に遺体が横たわる様子など、多くの犠牲者が出ている状況を伝えている。グテーレス氏は「独立した調査によって、しっかりと説明責任を果たさせることが欠かせない」と指摘した。声明は2文だけで、事務総長声明としては異例の短さだった。
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