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火論:ストップとゴーの戦い=大治朋子 - 毎日新聞

 <ka-ron>

 中東でまた暗殺事件が起きた。イランの首都テヘラン郊外で11月27日、車を運転中の核科学者が爆弾攻撃を受けたうえ銃撃された。

 イランの外相は、敵対するイスラエルの「関与」を指摘。米当局者がイスラエルによるものと認めたとの米紙報道もある。

 エルサレム特派員時代、過去の暗殺事件について、イスラエル治安当局の元幹部らにインタビューしたことがある。「暗殺事件がイスラエルの手によるものかどうかを見極める方法はありますか」。私の質問にある元幹部が答えた。「地上作戦で、爆弾や薬物、銃などを使うのが特徴」。ちなみに米国は近年、ドローンを使った空からの暗殺が中心だ。地上での作戦は地元に協力者を作り、ハンドラー(実行犯を動かす人)との間で信頼関係を築くなど時間も労力もかかる。最近の米治安当局者はそんな「手間」を嫌がるのだという。

 仮にイスラエルによる事件だとして、利益を得るのは誰か。

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