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米大統領、アフガン撤収期限延長も議論 空港に市民殺到、テロ脅威懸念 - 時事通信ニュース

2021年08月23日08時58分

22日、ホワイトハウスで、アフガニスタン情勢などについて話すバイデン米大統領(AFP時事)

22日、ホワイトハウスで、アフガニスタン情勢などについて話すバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は22日、ホワイトハウスで記者団に、アフガニスタンで米国民らの退避活動が継続している状況を受け、今月末の退避完了や米軍撤収の期限延長を米軍と協議していることを明らかにした。ただ「延長しないで済むことを期待している」と語った。

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 国防総省が22日、米航空会社6社に協力を要請。民間機18機がアフガン国外での退避者移送に加わるなどバイデン政権は退避活動の加速に努めているが、完了のめどは立っていない。アフガンで実権を掌握したイスラム主義組織タリバンが期限延長を容認するかどうかは不透明だ。
 またバイデン氏は、退避作業が続いている首都カブールの空港へのアクセスに関し、安全確保を強化したと説明したが、詳細への言及は避けた。国外脱出を望むアフガン人らが空港に殺到し、混乱が続いており、「テロリストが現状を悪用しようとする可能性がある」と懸念を示した。

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