
【エルサレム=工藤彩香】新型コロナウイルスのワクチン接種が世界最速のペースで進むイスラエルの保健省は5日、米製薬大手ファイザー製ワクチンのインド型(デルタ型)に対する感染・発症予防効果は、従来の型に比べ約3割低い64%にとどまると発表した。ただ、入院や重症化を防ぐ効果は93%で、依然として高いとしている。
イスラエルでは6月以降、1日あたりの新規感染者数が増加傾向にあり、うち9割がデルタ型とされている。
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