【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米ペルーで28日、急進左派のペドロ・カスティジョ新大統領(51)の就任式が行われた。
カスティジョ氏は就任演説で、「この国を農民が初めて統治することになった」と述べ、変革を強調した。1993年にアルベルト・フジモリ政権下で施行された憲法の改正に意欲を示したほか、低所得世帯に700ソル(約2万円)を支給すると表明した。
罪を犯した外国人を72時間以内に国外追放することや、勉強や仕事をしない若者は徴兵するといった持論も展開。選挙戦を通じて警戒が広がった私有財産の接収を巡っては、「完全なデマだ」と述べた。
任期は5年で、現時点で所属政党の「自由ペルー」は、国会(130議席)で最大勢力ながら37議席しか保有していない。バランスに配慮した政権運営が求められるが、過度に譲歩すれば支持層である地方の貧困層が離れる危険性もはらんでいる。
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