【速報中】クリミア半島にドローン攻撃、軍港で大きな爆発音：朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

　ウクライナ政府高官は27日、首都キーウ（キエフ）の周辺にあるキーウ州など4州で、同日から電力供給の制限を強化すると明らかにしました。中部にあるエネルギー施設がロシア軍の攻撃で破損したためだといい、ロシア軍によるインフラ施設への攻撃はその後も相次いでいます。

（タイムスタンプは日本時間、括弧内は現地時間）

大量虐殺の悲劇に見舞われた街ブチャに「死の通り」と呼ばれる場所があります。生存者が語るロシア占領下の「絶望の1カ月」とは。金成隆一記者が住民の証言を丹念に集めました。現地からの写真や映像とともに伝えます。

■■■10月29日（日本時間）■■■

　ウクライナ軍参謀本部は29日の戦況報告で、ロシアによる侵攻が2月に始まって以来、ロシア軍の死者数が7万人を超えたとの見方を示した。

　報告によると、今月29日時点でのロシア軍兵士の死者数は7万250人となったという。一方、ロシア側は9月21日時点で死者数を5937人としている。

　ロシア国営タス通信によると、2014年にロシアが併合し、実効支配を続けるウクライナ南部クリミア半島の軍港都市セバストポリで29日未明、ドローン（無人航空機）によるとみられる攻撃があり、黒海に面した湾が閉鎖された。ロシア側に任命された、地元行政トップを名乗る人物が明らかにした。

　ロシア側はドローンはすべて黒海艦隊の艦船によって迎撃されたとしている。タス通信は午前4時20分ごろ、軍港で大きな爆発音がし、その後激しい銃撃音が数回続いたとしている。

　セバストポリの市街地は湾をはさんで南北に分かれるが、湾内のフェリーの行き来は朝からストップ。南北の交通は代行バスに切り替えられたという。

　ウクライナ軍の東部部隊広報官は28日、地元メディアに対し、同軍が東部ルハンスク州西部にあるスバトベ―クレミンナ間の幹線道路を砲弾の射程内に入れた、と述べた。事実上の支配権を確立したという。

　この幹線道路は、ウクライナ…

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