ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官の長男ニコライ氏(33)は22日、露大衆紙「コムソモリスカヤ・プラウダ」のインタビューで、偽名を使って露民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員になり、約半年間、ウクライナで軍事作戦に参加したと主張した。
国民に志願兵になるよう促す宣伝活動の一環とみられているが、ニコライ氏の「告白」を疑問視する指摘も相次いでいる。
ニコライ氏は作戦参加について「自分の責務だと思った」などと強調。具体的な任務や活動場所については「軍事機密」を理由に説明を避けた。1月には勲章も受け取ったという。
ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、ニコライ氏が砲兵として参戦したとしている。露国営テレビの司会者は23日、ニコライ氏と戦場で話したとする動画をSNSに投稿した。
一方、SNSには昨年の7月と11月に、ニコライ氏の愛車が交通違反で摘発されたとの指摘や、ニコライ氏を戦場で見たことがないとの複数のワグネル戦闘員の証言も伝えられている。
ニコライ氏は昨年9月、徴兵事務所の職員を装った露独立系メディアの取材に「私は報道官の息子だ」などと述べて招集を拒否したやり取りが公開されている。露国内では政権幹部の家族らが招集を免れているとの不満がくすぶっている。
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