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「約束は要らない、欲しいのはワクチンだ」…WHOが富裕国に追加接種延期を要請 - 読売新聞

 【ローマ=笹子美奈子】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は8日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン供給を途上国優先とするため、富裕国による3回目の追加接種を今年末まで延期するよう求めた。

 テドロス氏は8月上旬、追加接種について9月末までの延期を求めていた。途上国へのワクチン供給の遅れから、さらなる延期を要請した。テドロス氏は「高所得国は10億回分以上を寄付すると約束したが、実現したのは15%未満だ。もう約束は要らない。欲しいのはワクチンだ」と訴えた。

 途上国向けにワクチンを共同購入・分配する国際的枠組み「COVAX(コバックス)」は8日、今年の供給が当初目標の20億回分を大幅に下回る14億2500万回分にとどまるとの見通しを発表した。7日時点の供給は139か国・地域に計2億4300万回分にとどまり、20億回分に達するのは、2022年1~3月にずれ込む見通しだ。

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