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バフムト攻防、ゼレンスキー大統領「ロシア軍1100人以上排除」…戦果強調し兵士ら鼓舞 - 読売新聞オンライン

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日のビデオ演説で、東部ドネツク州の要衝バフムトを巡る攻防について、ロシア軍側が6日以降で「1100人以上が排除され、10か所以上の弾薬庫を焼失した」と戦果を強調した。

 バフムトでは、南北に流れるバフムトカ川の東岸を露側が制圧し、西岸でウクライナ側が防戦しているとみられている。ゼレンスキー氏は、抗戦続行へ自国兵士らを鼓舞した模様だ。

 ウクライナ陸軍も11日、SNSに東部で指揮に当たる陸軍司令官が「前線で任務を続けている」と投稿した。この司令官は抗戦で「時間稼ぎ」を行い、「反撃」する意思も示した。

 英国防省は11日、ウクライナ側がバフムトカ川の主要な橋を破壊するなどしたため、露側は「正面攻撃を続けるのは非常に難しい」との分析を示した。ウクライナ側は、バフムトから西方に延びる補給路が「 脆弱ぜいじゃく なままだ」とも指摘した。

 一方、東部ハルキウ州を拠点とするウクライナの志願兵らの特殊部隊「クラーケン」は11日、自国と接する露西部ブリャンスク州とクルスク州にあるロシアの監視塔を計2か所破壊したとSNSを通じて発表した。

 クラーケンは5日にも、ブリャンスク州内の監視塔を自爆型無人機で破壊したと発表している。国境地帯の監視体制に打撃を与える動きを活発化させている可能性がある。今回は対戦車部隊が関与したといい、対戦車誘導ミサイルを使用したとみられている。

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