英国防省は17日、ウクライナに侵略しているロシア軍と露民間軍事会社「ワグネル」戦闘員の死傷者数は「17万5000人から20万人」に上り、戦死者数は「4万人から6万人」とする推計を明らかにした。ロシアが予備役の部分的動員を始めた昨年9月以降、死傷者が急増したと指摘した。
米国務省のビクトリア・ヌーランド国務次官も16日のオンライン記者会見で、露軍側の死傷者数に関し「20万人以上」との見解を示した。ウクライナ軍部隊の報道官は16日、東部ドネツク州の激戦地バフムト周辺での露軍の攻勢に関し「露軍は撃退されても次々と新たな兵士と装備を送り込んでくる」と述べた。
一方、ウクライナのオレクシー・ダニロフ国家安全保障国防会議書記は16日、露軍が侵略1年となる24日に合わせて、23日と24日に全土に大規模なミサイル攻撃を準備しているとの見方を示した。大統領府長官も17日、SNSに「24日は様々なシナリオに備えている」と国民に注意を呼びかけた。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は英BBCとのインタビューで、ロシアとの和平交渉に関し、「領土問題で妥協すれば、国家が弱体化する」と譲歩を拒否した。和平には、ロシアに再侵略をさせない「安全の保証」が必要だと訴えた。
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