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小泉悠さんが語るウクライナ侵攻2年目の行方と懸念 新兵器の威力は:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 ロシア軍がウクライナ侵攻を始めて間もなく1年。昨夏以降、ウクライナ軍が東部や南部で領土奪還を続けてきた一方、東部などでロシア軍の大規模攻勢が進んでいるとされる。ウクライナ軍は持ちこたえることができるのか。欧米の新兵器は力を発揮するのか。2年目に突入する戦争の行方を、東大先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠さんに聞いた。

 ――ロシア軍は3月までに東部ドネツク州とルハンスク州からなるドンバス地方の完全制圧を目指しているとされます。

 予期されていたロシア軍の「大攻勢」が始まりつつあります。ドネツク州の要衝バフムート以外でも、同州南部のブフレダール、ルハンスク州西部のクレミンナ、スワトベ方面などで戦闘が勃発しています。

 ロシア軍は同時多発的に戦線を開き、突破できそうな場所を見極めようとしているのでしょう。現時点では、ロシア軍はいずれの方面でも大きな戦果を得ていませんが、これからが攻勢のピークだと思います。ウクライナ軍がどこまで耐えられるか、注目されます。

戦争長期化の場合は…

 ――ウクライナ軍は春以降の反転攻勢を目指しているとされます。侵攻2年目の展開をどう見ますか。

 私はこの戦争が2年目で終わるとは見ていません。

 仮にロシア軍がドネツク方面…

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