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イエレン財務長官米景気後退リスクは低下と認識個人消費減速必要 - ブルームバーグ

イエレン米財務長官は、米経済がリセッション(景気後退)に陥るリスクが低下しているとの認識を示し、個人消費の減速がインフレ抑制を目指す利上げキャンペーン終了に必要な代価になるかもしれないと語った。 

Treasury Secretary Yellen Testifies Before House Financial Services Committee

イエレン米財務長官

Photographer: Al Drago/Bloomberg

  パリを訪問中のイエレン財務長官は22日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、リセッション入りの可能性について、「労働市場の強靱(きょうじん)さを考えれば、またインフレも鈍化しつつあり、私の見込む確率は、どちらかといえば低下している」と説明した。

  同長官は「米連邦準備制度が金融引き締め政策を進めている以上、それがリスクでないと言うつもりはない」と発言。インフレ抑制に向け「恐らく個人消費の一定の減速が必要だ」と述べ、変動の激しい食料品とエネルギーを除くコアの物価指数は「かなり高い」と指摘した。

  イエレン氏は、予想される住宅市場調整の影響もあって、それでも「インフレは実際に大きく鈍化しており、今後さらに減速が控えている」との見解を明らかにした。

  中国については、「彼らは幾つかの厳しい経済問題を抱えており、外国からの投資にとって好環境を確実に維持したいと望んでいると思う。中期的問題と短期的問題に両方直面している」と述べた。

原題: Yellen Sees Lower Recession Risk, Says Consumer Slowdown Needed(抜粋)

(米財務長官の発言の詳細を追加して更新します)

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